この曲について

― 平和の鐘 ―

戦争、とりわけ原爆は、未曾有の惨禍をもたらし、多数の人々の生命を奪いましたが、生き残った人々は、なおも、過酷な厳しい苦難の深淵に投げ出されました。

この曲は、幾多の荒波、風雪に耐え、絶望の淵からはい上がり、苦難の道を乗り越えて生きてきた人々や、これから生きて行こうとしている人々に、生きる希望や勇気を鼓舞しようとするもので、雄大なスケールの中で、平和の鐘が荘厳に、地球上にくまなく鳴り響くよう、願いを込めて、男性的に、力強く、堂々と歌われます。

21世紀の暁光は、正に、全人類待望の平和の光明として万象を照らし、この地球上にくまなく平和の鐘が、力強く鳴り響く日が一日も早く訪れるよう心から願わずにはいられません。

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